大人が感動!ディズニーピクサーアニメ「リメンバー・ミー」おすすめです

今年映画のCMでよくテレビからリメンバ~ミ~と流れてくる音楽は聞いたことがあったのですが、死者の祭りだの、あの世とこの世が・・・と聞いて、あまり面白そうでもないし、まぁ映画館で見ることはないだろうなと思っていました。が、偶然にも見る機会がやってきました。

飛行機の機内で見た映画

飛行機の機内で「リメンバー・ミー」を見ました。

夏休みに海外へ旅行に行ったのですが、機内で気軽に見れる映画はないかなぁ~と選んでいるときに新作として「リメンバー・ミー」がありました。映画館でお金を払ってみるまでもないけど、無料だし機内ならつまらなかったら止めればいいし、これでいいかな~と軽い気持ちで見てみました。

(映画は吹き替えより字幕派なのですが、以前ファインディングニモを字幕で見ていまいちだったのでそれ以来アニメは吹き替えでみることにしています。)

映画の感想

期待しないで見た「リメンバー・ミー」ですが、感想は「おもしろかった!」です。素直に楽しめました。ゲラゲラと笑う面白さではなく、ちょっとジーンとして泣けるけど、ハッピーエンドという見ていてスーッと物語を見ていることができる感じかな。ディズニー映画なので、ものすごく悪い人も出てこないし、ちょっと悪い人も軽いタッチだし、ストーリーも良くて、子どもよりも大人が見たらいいのに!と思うような映画でした。

見終わって「リメンバー・ミー」ってそういうことなんだねと・・・自分に置き換えてちょっとさみしくなりましたけどね。そして、自分が死んだあとのことを考えながら、これからの人間関係や友人関係をもう少し考えた方がいいなぁとも思ってみたり。

そして、なによりもお盆やお彼岸にお墓参りに行くときに何も考えずにただの行事のように行っていた行為が今後はちゃんと先祖を思い出し、お参りに出かけていったり、自分の先祖のことも聞いてみるのもいいんじゃないかな?と思いました。まだ見ていなくて、見たい!という人もいるのでわたしが思ったことは後で書きます。

とりあえずストーリーはこんな感じ。

<ストーリー>
ミュージシャンを夢見るギターの天才少年ミゲル。だが、彼の一族は代々、音楽を禁じられていた。ある日、ミゲルは先祖たちが暮らす “死者の国”に迷い込んでしまった。日の出までに元の世界に戻らないと、ミゲルの体は消えてしまう! そんな彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど孤独なガイコツ、ヘクター。やがて二人がたどり着く、ミゲルの一族の驚くべき“秘密”とは?すべての謎を解く鍵は、伝説の歌手が遺した名曲“リメンバー・ミー”に隠されていた…。

時間も105分と短いですし、あっという間に見れました。

そのあとに、吹き替えでなく字幕を選んでもう一度見ちゃいました。でも、もう一度みたいなぁ~と思うのと、音楽もよかったのでサントラ買おうかしら?いやDVDかしら?と今迷っています。


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ネタバレあり

年に一度、死者の国から現世に来れる日、まさに日本でいうところのお盆ですよね。お墓参りにいったりはするけれど直近で亡くなられた人の話はするものの、特に一人ひとりの先祖を思い出すこともなくお掃除してお参りしての行事化となっていましたが、これは映画をみたらそんなものではお盆は終われませんね。

映画では現世で死者の写真とお供えをしてあるとお盆のような日に現世に来れるのですが、だれも思いだすこともなく、写真もお供えもないと死者の国で2度目の死を迎えることになります。これは独身の私には「えーーーーーーーーーー!」と思いましたよ。家族が先に亡くなって、伴侶も子供もいない独身の私は自分の友達しか思い出してくれる人がいないとなると・・・同年代だと同じころに亡くなってしまうし、たとえ年下の友達でも思い出してくれても10年くらいでしょうね?その後もずっと思い出してもらえる環境って?え?独身だとどうなっちゃう?!と考えてしまいました。

子孫繁栄っていうのは、やっぱり必要なことなのでしょうね。だれもが同じように家族が持てて、子どもがいて、孫がいて・・・と続いていくとは限らないのですが、そうやって続いていくっていうのはとても幸せなことなんだなぁと改めて思いました。

残念ながら我が家はわたしの代で終わりそうですが、ずっと先祖から続いてきたのを自分で終わらせてしまうことになるとも思っていませんでしたが、映画を見てそのあたりはとても残念だなぁと今ごろ思ってしまいました。

わたしが死者の国で2度目の死を免れるためには?!

わたしが2度目の死を迎えないで済む方法はただひとつ!

超有名人になって日本中・世界中の人に毎年思い出してもらうことができるようになるか?ですね(笑)

でも、身近な人が亡くなったら、その後もこれからは思い出話をもっとしていこうと思いました。きっとリアルもアニメも関係ないし、メキシコも日本も関係ない。亡くなった人を思い出すってことが供養になるってよく言うけれど本当にそういうことなんだなって思うアニメでした。

まだ見てないひとは是非、レンタルでも購入でも機内映画でも見てみてください!おすすめします。