高校時代の友人にぴったりの言葉「賞味期限切れの友情」

昔からの付き合いっていうことで一応友達なんですが苦手な人がいます。その友達は高校時代からの友達なんですが、なんとなく会いたくないのでお誘いも断り、半年に1度くらいの頻度で一応そろそろ会っておかないと嫌らしいかな?と思って会います。そんな風に思われてまで会ってもらわなくてもいいと向こうも思うでしょうね。

最近も「ここへ行かない?」「ここ良さそうだよ」などとお誘いがあるのですが予定があるといって断っています。

長い付き合いなので楽なのですが

細かいことを言わなくてもお互いがわかるので楽なのですが、以前ならそこで終わっていたのが最近は話をしてもぜんぜん面白くないし、趣味は違うし、言葉遣いも荒くて一緒に食事していても恥ずかしい。常識もあるようで無い。

でも特別な何かがあったわけでもないんですよね。

当たり前なんですね

よく考えてみれば高校生だったあのころから数十年。お互い違う道を歩いているんだから違って当たり前。この間に経験したことや知り合った人たち、影響を受けた人たちすべて違うんだから!

価値観だって違って当たり前。

それをお互いどうやって認め合っていくのか?それができる人同士ならきっと今でも仲の良い友達なんでしょうね。

二度と会わないわけでもないけれど、このままならやっぱり半年に一度で十分。

会った後に思うことがすべて

会った後に、あ~疲れたと思うその気持ちがすべて。だから無理して会う必要もないのかもと思ったときに出会った本が「50代から始める知的生活術」。その中で第3章つきあいの作法という中に「賞味期限切れの友情」があります。

なかなか興味深い題でしたので読んでみると本当にそうだなと。

友情の賞味期限

著者がかつて高齢者の集まる講演で「若いときの友人関係は、もう賞味期限が切れています。賞味期限の切れたものは、捨てて、買い換えないといけないのです」と話したようです。

捨てるというのは乱暴な言いかたですが、高齢者の方に現実に目をさましてもらうために、こういう言い方をしたようです。要はかつての関係に執着しないということです。

買い換えるということは新しい友達をつくるということ。

確かに友情を捨てるとか買い換えると聞くと乱暴でひどい言い方ですが、私は賞味期限という表現を聞いて素直にそうだなと思いました。

いつまでも昔と同じように付き合う必要もないですから。捨てることはしないけれど私は上手に距離をとって接していこうと思います。

友人関係を買い換える

買い換える=新しい友達を作る。これは若返りにも影響をがあるようです。年齢に関係なく新しい友達をつくることで刺激を得て楽しくなり若返るそうです。

いつまでも興味をもって新しいことにチャレンジするっていうことですね。

良い意味で友人関係を買い換えることを私もどんどんしていこうと思います!